フリーズドライ製作工程

   いちごの場合（クリックで別タブを開き拡大表示します）

ステップ①：原料

フリーズドライにする素材を用意します。

ステップ②：前処理

果物のヘタを切ったり、任意の大きさにカットし、原料の一つに品温センサーを刺すための穴を開けます。
ヘタを切ることで水分が抜けやすくなり、乾燥時間が短縮できます。

ステップ③：予備凍結

－20℃以下の冷凍庫で凍結します。

ステップ④：凍結した原料をフリーズドライ装置に投入

原料を計量後、穴を開けた原料に品温センサーを刺し、装置を投入します。
（装置投入前後に計量しておくと昇華した水分がわかります）

ステップ⑤：プログラムを設定しスタート

原料に合わせて温度・時間等を設定し開始ボタンを押します。

ステップ⑥：経過観察

乾燥過程での原料の変化や品温の変動を観察します。
原料の変化は、泡や飛散物が出る、上下運動がある等が見られるときれいな完成品にならないことがあります。
品温の変動は、品温が最終設定温度の達してから約2時間経過した時点で、完成したと判断します。

ステップ⑦：完成・取り出し

約24時間の乾燥で完成します。（いちごの場合）
なお完成時間は素材の種類・大きさ・糖度によって変動します。
完成品を計量します。

ステップ⑧：袋詰め

乾燥剤を入れた袋に完成品を入れて密閉します。